2017年8月21日月曜日

手持ちの顕微鏡に同軸照明を取り付ける&ちょっとしたゴタゴタの顛末について

おはようございました。

夏らしくない夏も終わり、無事お盆に自分がカナヅチでは無い事を確認できた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

お盆が過ぎた?ヤバい!小平市民で無くなる1か月前ではないか!
という事で、やりたいことはさっさとやってしまおうと、同軸照明用の口がついていることに気が付いた我が家の顕微鏡に同軸照明をつけてみました。

あれ?引っ越しの準備しなくていいのか?
よくねぇYO!

さて、本題。
ライトの当て方で物の見え方はずいぶん変わるので、照明機構はいくらでもあった方がいいです。
webセミナーを作っていた時や、色々開発していた時に嫌ほど思い知らされました。


ちなみに、前の状態がこれ、下からライトを当てる機構をLED照明で作ったところで止まっています。

そして、この反対側に同軸照明の取り付け位置がありましたので、秋月電子のモジュール+ウォームホワイトLED+調光回路をこさえました。


これで色々な細かいものが、より確実に見れるようになります。
実際、リング照明だと見れないことが多く、バックライト作ってみました。
それでも不満があったのもので、これで不満なく色々見ることができます。


さて、近況報告。
例によって事務仕事しない組織(8月頭に申し出たのに9月入る直前まで放置されていたらしい)なので、色々因縁をつけられて冷や汗をかきましたが、無事退職はできそうです…が…。
なんかね、会社が訳分らんことになってます。
責任の擦り付け合い。いやいやいや、最初から言うてますやん、
『業務の大半を私費でやらされる割に、給与安すぎるから』
だってば!。
毎月5万を超える赤字なんだって!!
1年間で200万近く会社に投資させられたんだって!!!
それを世間様では搾取って言うんだってば!!!
(勤めているなんて、とても言えない)

何やら私の一件を誰かの攻撃する材料にしたいらしく、パワハラの所在を押し付けあっているんだからみっともないったらありゃしない。
直上から一番上の手前まで、みんな同じだけのことをやってますから!みんな同類ですから!
そもそも、そんな程度の低いパワハラで会社なんて辞めませんからッ!
つうかね、普通に考えて、私の能力でこの実質賃金っておかしいとは思わなかったんですかねぇ?
アニメーターレベルですよ?どう考えても赤字ですよ?
資本主義社会なのに『投資するな!でも、お金持ってこい!!』って考えがおかしい事に、何で気づかないんでしょうか?
(だからこそ、つい最近まで売上0だった)
自称グローバル企業(笑)だ!とか言いながら、なんで途中で給与を変えようとか話に上がらんかったんですかねぇ?
海外で当たり前のことをしない。でも経営者にとって都合のいいところだけ取り入れる。そう言う浅はかな考えだから自笑グローバル企業(笑)なんですよ?

金銭問題で辞めた会社って、コレの前はトヨタテクノサービスの後に入ったア〇ゴ21っていう、有給で出張行かされて、新幹線代払わされた、その後潰れてしまった会社だけですよ?

言い方汚いけど、お金で大体のことは解決できるのを分からなすぎです。
今回は給与よりも会社への支出が多いとかいうバカげた例で辞めますが、世間の企業様は従業員を馬鹿にしすぎです。
おまけにこんなに私財投資させ、新しい事やれと言うから、現職の連中ができない程度の先の事をやったのに、評価の低いことと言ったら……昇給0確定でございます。
そのうちwebセミナーでお話ししますが、インフレ率以上に実質賃金が上がらない会社ってのは、どうしようもなく価値のない会社なんですよ?
それは今、人の奪い合いに突入している状況で自ら首を絞めつけています。
それをしっかりと認識すべきではないでしょうか?

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。



2017年8月9日水曜日

EZ45A1 を購入する

おはようございました。
家にジグソーがあるにもかかわらず、買ってしまいました。
レプシロソーEZ45A1

もうね、家建てれますやん。
後はコンクリート物の技術と、溶接周りだけですね…。

私は一体何を目指しているのでしょうか?

何のことなく、
実家の近くの竹林を半分ほど壊滅したいのと、ついでに中古物件を買って、リフォームをしたいってだけの事なんですけどね。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年8月7日月曜日

トリシティ155のLED化で忘れていたライセンスランプ

おはようございました。

程よく愚痴ったところで心機一転、今日はバイクネタでございます。
さて、ウインカーで落ち着いたと思っていたのですが、LED化で忘れているところがありました。
ナンバー灯(ライセンスランプ)です。
買って半年、大して乗っていない(1100㎞)のに玉切れをしていたので、LEDに変えようと思いました。

サクッと開けてみると…
おや?
 
これじゃあ光が弱くなるよね?
という事で、アルミテープで反射板もどきを施工しました。
奥の窪みのところなどが一番効果的なので、このあともう少しテープをペタペタ張り、再度組み立てて終了。

無事LED化は完了しましたとさ…。
安くて終わる一手なので、ぜひお試しくださいな。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年8月6日日曜日

悪い評価の理由を考える 後編(結論)

おはようございました。
これで今回の考察前職への嫌がらせを受けた仕返しは終わりです。

さて、これら2社が悪い評価を付けた理由は何でしょうか?
これら2社に共通することがあります。それは何でしょうか?
役員クラスの飲み会・面談を断った?
ぶっちゃけそれもあり得ます。
査定とかいうレベルを超えた点で影響がありますからね。
愚痴りやすい役員だったら、速攻で悪評が広がり、いかなる理由があっても覆す事ができません。それが日本のサラリーマンです。

事実、役員さんたちとは話したことがあります。
トヨタテクノサービスはそういう輩が当時の役員でしたが、SONY EMCSでは状況が異なります。
そのため、『組織が生産的では無い事』これが主たる原因でしょう。
より噛み砕いて説明すると、
『子会社組織が親会社への工数請求をもとにして、利益・収益を上げる利益構造を持つ』
これが非常に大きな問題になります。

つまり、生産性の向上をする事は人の仕事を奪うだけでなく、会社自体の利益すら減少させる最悪の技になる訳です。
たとえ生産性の向上が親会社の利益になるとしてもです。

SONY EMCSの場合は、基板・板金などの作成・検査工場も含まれていますから、試作回数を減らすと、ものすごい仕事不足に陥ります。
1回の試作で利益が百万単位です。これが全部飛ぶわけです。
ですのでP板.comみたいな安価な業者を使うのもNGに当たります。
ですので、他所から来た派遣社員が機能検証の試作で使う以上の事を禁止していました。

私の場合、SONY EMCSなら工数は1/3以下、試作回数は1/2以下に抑えていましたから、とんでもない売り上げ損失です。
トヨタテクノサービスなんか、数年まともな成果が出なかったものが数か月なので、1/10以上の工数削減でしょう。

見えてきましたか?
売上高を上げるためには、工数を単純に上げなければなりません。
ですが当時はデフレーションで次の仕事が来る予定すらありません。
つまり、生産性向上というのは悪でしかなかったのです。
ですから、生産性の向上結果を見せつけてくるような輩(私)は害悪以上の何物でもなかった
その結果、悪い評価が残る訳です。
忘れる動物である人である以上、当時の状況なんて覚えている人は殆ど居ないでしょう。
しかも、正直な業務日誌を記録・提出させるする会社なんて今まではありませんでした。
(勿論それっぽいものを出す制度はありましたが、内容なんて上司の望むもの以外を書いてはいけない

だから悪い以上の評価は残りません。
何故?と聞かれたら、後付けで理由を考えます。それが世の中です。

ですが、私は日誌を付けていますから、鮮明に残っています。
ですので、こんなに鮮明に書き出せる訳です。
何故私が内偵する業者を白痴箱と言ったかもう分かりますね?
数日前のことですら怪しい人間の記憶しかない会社組織に対して、内偵しようが事実と異なる結果しか出てきません。

ですので、私が空気読まない事実は散々残されていますので、そこは悪かった以上のことは、事実として相当怪しいと考えねばなりません。
これ、役に立つと思いますか?

第3者機関なんかに頼らず、実際に会って、ガチンコで遊びましょう。
それが相手を知るための唯一の手段です。


残念な事に、人手不足でインフレ化決定の世の中において、この利益構造は比較的早い時期に破綻してしまうことが明白なので、私は去りました。
ですが、本人たちが気付いているのかどうか?怪しい限りですよね…。
トヨタ自動車は気づいて何かしら手を打とうとしていますが、SONYはダメかもですね。(さすがはアメリカ企業=今は既にアメリカ資本なのですよ?)

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

悪い評価の理由を考える 中編(前職@SONY系下請け会社)

おはようございました。

さて前の続き、評価が低かったといわれる会社 SONY EMCS の話。
私自身、当時はソフトもおおよそできるようになった(ローエンドな所だけですが…)こともあり、もっとマシな『世間の役に立つ』仕事に就きたいと思うようになりました。
そんな訳で、コテの原理=いわゆるレバレッジの機能が一番高い生産技術の改善による生産性の向上に大変興味を惹かれておりまして、当時生産技術を探していたSONY EMCSに応募したわけです。

そしたらなぜか電気回路設計ができるという事で、電源開発部隊(と言っても[kW]未満の小さい物ばかりでしたが)に突っ込まれることになりました。
さて、入ってみてすぐに気づいたのですが、
『やばい・設計レベルが素人だ!』
回路を見て赤ペンを引いていたら、至る所に問題個所があるわけです。
なんでなんかねぇ~と思いながら調べてみたら、誰かが書いてたまたま動いたものを改変とか、自分で設計せずにICメーカーに設計させてできあがったものを改変しているとか、最低基準の書物(品質保証)を設計目標にしてしまっているという、所謂SONYタイマー
どうやら設計寿命はこの統計学からできあがったものなようで、
『民生スペックを産業スペックに持ち込むな!』
という反感が沸き起こり、当時の設計者たちと激しい対立になりました。

さて、某社の互換電源を作れという指示の下、大型のスタジオカメラ、レンズアダプタの電源を作ることになりました。
要求される内容は、DC18V~AC280Vまで動き、長距離伝送でも動く200[W]ぐらいのマルチ電源。
で、電源の方式で揉めまして、上司側・会社側は
『今までSONY EMCS内でやった事のある回路以外認めない:フライバック・電流共振・PFCのいずれか』
私は、PFC+電流共振では絶対に問題が出ることが分かっていたので、
『小型フライバック+フルブリッジ』
ずっと揉めていました。
一番ノイズの対処がしやすい電流共振とはいえ、動作範囲の狭い電流共振で広範囲をカバーできる訳はありません。
(そう言いながら、瞬時電圧低下対応でかなり広い動作範囲設計にしましたが…)
仕方なしに小型フライバック+PFC+電流共振という、かなり厄介な選択肢を強要される羽目に…。
(それでもフライバックを2つというバカな物よりはよっぽどマシだと思いますが…)
で、会社に逆らうのか?と延々と怒鳴られていたわけです。
しかも、もう少し小型のもの80[W]ぐらいはより電源ノイズを下げなければいけない状況下でフライバックを選ぶ始末
もうね、あほかと、馬鹿かと
しかもね、こっちは1次試作終わって、絶対トラブル起きるからやめてくれって散々言ってこれですよ。

結果的にトラブルに至って、今でもレンズアダプタで問題が起き続けているようです。
いやね、3重同軸の伝送でフライバックのノイズが乗ったり、軽負荷時のPFCの間欠運転が特性の全く異なるフィルタ回路を通してインカムのノイズやその他の電源ノイズになるという状態。
電流共振って延々と充放電繰り返しながら動く電源で、大きな伝導ノイズを出しますし、PFCは最低限度一定量の電気を食わなきゃ間欠運転になる代物。伝送系に問題起きることはとっくの昔に分かっていたことなのです。

そして、この方式に変更されたとき、試作サンプルを何台か作り、大本のCCU電源設計者に渡して接続を事前評価しなければならない事を伝えていたのですが、全く評価せずに放置。
結果後程トラブル続きになりました。
勿論CCU側も互換品を作っていたわけですが、これがまた特定の負荷の繰り返しで壊れる仕様、そしてPFCの特定条件での破壊に至る動作を引き起こす可能性が高いことが発覚。
もちろん、特定条件下ってのが、送電限界近傍にある。激しいON/OFFの繰り返しなので、前の正規品にもある程度ダメージがくる。
マイコン入れれば余裕で対処できたのですが、うち(EMCS)でやったことが無いものをするな!!というお決まりのパターンで否決されます。
まぁ、この問題は結構強引に誤魔化す回路を入れて対処しました(CCU側は壊れやすいまんまですが…)が、ノイズ問題は根本の方式のあるため、対処のしようがありませんでした。

そんな訳で、他の問題も全部ひっくるめて、これらの問題を私の責任におっかぶせられました。
理由は簡単で、私が最初に設計を終らせて暇そうだった事(結果、残業を極力しなくなった)と、反抗的だったこと(破綻するの分かっているんだから当然でしょ?)から。
これ、大元の原因は電源の方式を間違って選んだ・強制した事にあるのですが、そんなの無視です。誰かを虐めの対象にするのが日本の習わしかもしれません。

あれ、責任者は責任を執るためにいるんじゃなかったでしたっけ?
挙句の果てに『お前みたいな奴はとっとと辞めろ』と言ってきたので、素直に辞めてあげた訳です。

因みにSONYの人は大喜びでした。
工数減るわ、試作回数が減るわ、電源インピーダンスにPSRR・伝達係数みたいな詳細データが勝手についてくる。これは今までになかったことだ!
なぜかEMCSの中の人は そんなもの測っても意味は無いとか、無駄な事をするなとか、けちょんけちょんに言ってきていましたが…。

そうして、SONY本社に気に入られれば入れられるほど、EMCSの方々から物凄い攻撃を受ける羽目になります。

これ、私の責任なんですかねぇ?

そんな不遇を心配して、当時の設計部門長(SONY本社の出向)が2人で飲みに行こう!と誘ってくださっていました。
ですが、毎度の如く役員クラスと関わると碌な事が無い事を知っていることや、本社の成果を上げる度に評価が低くなる実態に我慢がならない私は断った訳です。(転職先も決まってましたし…。)

後盤へ続く…

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年8月4日金曜日

悪い評価の理由を考える 前編(前職@与太系派遣会社)

おはようございました。
今回は長くなるので3部構成です。

良いもの・気に入られるものは個人的な気持ちや運という要素があるため、たまたまかもしれません。
(定番や、多数から評価されているものは除いて…)
しかし、悪いという基準は皆一定以上の上の線引きがありますので、その再考をしなければならないと思い、実施してみました。

このブログを結構読まれている方はご存知の通り、私の転職回数はけっこうな物でして、もうすぐ大台突破であります。
グローバル化が本当なら、いたって普通の数なのですが…。
さて、私が辞める=大体会社が無理難題を強いて、体を壊すか、精神的にやられるか、責任おっかぶせてきたというのが毎度の典型的なパターンであります。
そんな中、本日は前にいた会社の中でかなり評価が低い職があったことをチラッと耳にしました。

なんだ?そんな白痴箱的な業者を信じている輩がまだ居たんだ…。と思いつつ、転職活動の結果が中々面倒臭い事になっている理由が見えてきたわけです。

どうやら代表的なものが
  • トヨタテクノサービス(現 トヨタテクニカルディベロップメント→トヨタ自動車)
  • SONY EMCS(現 ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ)
この2社のようです。

私に会って話していただいた方はよく分かると思いますが、面倒くさいがために曲がったことが嫌いでド直球勝負な性格、しかも口は超悪いですから、思い当たる節がありすぎて困る訳です。

そんな訳で、今回は3回に分けて、何で低評価なのか?理由を再考してみようと思います。
まずはトヨタテクノサービスから…
よう分らないことが多すぎます。
ですので、実際に行った仕事の流れと業務の経緯から掘り下げてみようと思います。

まず、当時はトヨタ自動車の東富士研究所におりまして、とんでもなく馬鹿でかい基板を人型のロボットに押し込もうとしていらっしゃったので、
『それ無理!俺が作ってやんよ!!』
と、基板の回路を0設計して、検図していました。
名刺よりも小さいサイズで上手く筐体に突っ込むことができそうなサイズです。
携帯電話のSH-3+ROM+RAM+FPGA+ADuM+DirectFETという、当時では超奢った設計です。
なんてったって、人間の形してましたから、それなりの処理能力がないとサーボ演算が間に合わないので話にならん。
ココまでが11月~2月

2月に空気が一転します。
検図の途中からスメハラ先輩さんに検図の途中から結果をごっそり持って行かれました
因みに、東大のご出身でおられます。学部は忘れましたが、確か法学か経済だった気がする…。
今思えば学閥とか、今まで成果に目ぼしい物が無かったので昇進させたいとか、そんな意図があったのかもしれません。
実際、出てきた学校の割には生産性めっちゃ低かったですし…。

スメハラとか、結構ひどい事を書いていますが、私はハウスダストのアレルギー持ちでして、この先輩はそのハウスダストをボンボンまき散らしておられたのですよ。えぇ臭い=カビ・腐敗臭でございます。鼻がなまじ良い私は地獄でしたよ…(涙
※ちなみに、現職でもスメハラに近い方が男女ともに1名ずつ居られますが、香水なので、十分耐えることが可能です(意図的に近づきませんが)。カビというアレルゲンが問題なのです。

2~3月から私は干され、なんだかよく分からないこと(Pro Eで配線経路の設計=そんな事をしなければならないほど大仰なモノでは無かった筈なのですが…)をしていました。
3DCADデータが無いと云々言って居られた、会社にあまり来ないで大学に入り浸っておられた本社側の機械設計者さんの意向を映してのことだそうです。(よう分らん…)
そんなことをしていても仕方ないので、FPGAでRAMにアクセスするだけで済む様にPWM実装やエンコーダの処理、レゾルバの処理、電流センサーの値取得処理を実装していました。
勿論メモリマップもつけてあげて、仕様書まで書いてあげました。
ここら辺はお得意なので、0設計とはいえ完成まで2週間もかからなかったと記憶しています。
完全に片手間ですよね。
余裕ができたらトルク制御載せようと、空間ベクトルPWMのソースを書いていたころです。
考えてみたら、当時打たれ弱かった私はこのころ完全に鬱になりかけていましたね。
やばい、何とかしなきゃ…と焦りつつも、何して良いか分かんなかった頃です。

さて、5月に差し掛かろうとした時、問題が起きます。
成果物をごっそり取ったと思われていた後、時間が結構あったにもかかわらず、スメハラ先輩様は相変わらずのお昼寝をほぼ毎日炸裂されておられまして、結構な問題に発展してしまったわけです。
それが、検図も検証もされずに、大きなミスが見つかった(英語の仕様書の見落とし=日本語の仕様書に書かれていなかったENピンの処理ミスが見つかり、レギュレータが動かない)という奴です。
しかも、納入された基板の検証もしていなかったし、何もしていなかったことが明るみに出たのです。
いや、昼寝はしていたんですよ?それが仕事かどうかは知りませんが…
業者のミスによって、基板を無料で改版してもらっていたにもかかわらずです。
(つまり、パターン変更で何とでもなったという奴です。内層の配線カットで住む程度)
そんなわけで、何年もグダグダしていて一向に進まなかったのが、せっかくまともに進むか?と思ったプロジェクトが皆どんでん返しになりました。
このころには私は相当参っていて、ありがたいことにトヨタ自動車さんのTL・GM・主査、隣のグループの皆様・総務から心配ばかりしてもらっていたことを記憶しています。
それを表す代表例として、カメラ付携帯を一定の条件を満たすことによって特例で許可してもらえました。(怖くて持ち込みませんでしたが…)
私の時間軸での仕事は相当早かったので、物凄く空気が変わったんでしょうね。
↑ここ超重要
ただ、相変わらず自社からの評価は最低でした。
そんなこともあり、当時の取締役員さんから面談を申し込まれましたが、前職・前々職で役員と絡むとろくなことにならない事を知っていた私は、即答で断ったわけです。

さて、ここで疑問が残ります。
派遣元の上長は出てこないがどこ行ったの?
出社後すぐに別の建屋に行って戻ってこないので、コミュニケーションとかいう以前のレベルであった。
という事実を付け加えておきます。
実質的な実働していたのはだれか?
事務折衝関係=トヨタ本社の方々、機械=トヨタ本社の方々、電気電子=私を中心としたその他派遣(後で入れ替わったけど…)。こんな構図になってしまっていたのです。
自動車会社は昔から電気電子は苦手ですからねぇ。

私は延々と自社からの評価が異様に低い実態に嘆き、回路設計から足を洗おうと転職をしようと思い立ちました。
なぜなら、なぜ仕事をすればするほど、トヨタ自動車本体に認められれば認められるほど、自己の評価が下がるのかの理由がこの時は理解できなかったからです。

結果、地方出張に有給と新幹線代を自費で消費させる一部上場企業(当時)に移ってしまったとという事に気づくこともなく…。

中盤へ続く…

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年8月1日火曜日

webセミナーなるものを作ってみた。第11弾太陽光発電所の現在の問題を認識す る

おはようございました。
とある理由により、とりあえず太陽光発電関連はこれで一区切りにする予定です。
ひょっとしたらこの手のシリーズはしばらく手を出さないかもしれません。
理由はそのうち(9~10月ごろ)にお話しできると思います。

そんなわけで、ぶっちゃけた話をしようと思います。
2017年現在の産業用太陽光発電は環境破壊行為であります。
森林や山林という自然を破壊し、総工費にかかったエネルギーよりも圧倒的に少ない総出力エネルギーを出力する発電です。
あまつさえ、100%の税控除に加えて固定価格買取制度という悪法によって保護されている発電で、設備の維持・収入財源は善良な一般市民からの搾取であり、民生の設計仕様で組まれている設備が殆どで、大半が20年なんてとても持たない設計です。そのため、大きな経済的問題もはらんでおります。

そう、住宅街に位置している小型の余った土地の利用や、一般家庭の屋根についている災害対策用に使える、住宅用の意図しない緊急的な災害対策設備向けとは全く別物なのです。
おまけに拝金主義の業界ですから材料がほとんどが輸入材で、国内に何の還元ももたらさず、個人の利益のためにみんなを不幸にするしか能のない設備です。
だから私は一般家庭に付いている余剰売電設備には何ら文句を言うつもりはありませんしむしろ大歓迎ですが、山林を切り開いた産業用は軽蔑すらおぼえます。

そして、作ってしまった発電所を中途半端な運用をすることは、より強力な環境破壊行為になります。

環境破壊行為をしてでも太陽光を運用しなければならない現実と、その背景、エネルギー問題、災害対策の関連性について、簡単にまとめてみました。
騙されている事実をしっかりと認識して、少しでも社会や地域貢献に目を向け、真面目に改善に取り組まれることを望みます

再生可能エネルギー関連の内容ですが、他の分野でも十分に流用可能な話ですので、見てみると新しい発見があるかも知れません。

約1時間40分です。



少しでもまともな人がいることを願って…。
ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。