2017年7月30日日曜日

潜在意識の表れ

おはようおございました。
もうすぐ堂々と言える
『おれは会社をやめるぞ!ジョジョーーッ!』
(仕事をやめる ではない事に注意)
でございますが、
この考えに至った背景には結構な感慨深いものがあるのではないか?と思い、考察をしてみたわけです。

今現在のお仕事は落ちぶれつつある物転がし屋(商社とは言えない)かつ意識高い系の集まりであります。
ちなみに今の銀行が金転がし屋、分かる人ならこの意味わかりますね?

意識高い系だけのことはあり、色々な業界誌を見てそれに感化されつつyammerを使って色々コミュニケーションを行おうという変な状況にあります。
いやいやいや、それ以前に
『挨拶する』
とか、
『金!金!言わない』
とか、
『売り上げ!売り上げ!言わない』
とか、
『誰かに押し付けているコンサル業務を本人の前で元手ゼロとか言わない』
とか、
『自分の知らないことを真っ先に否定するのをやめる』
みたいに先に他にやるべき事があるんじゃないんですか?

という事で、1人1月1000円もかかるようなyammerって、売り上げにしたら商社なら1人当たり売り上げで大体5万円+αの売り上げ損失です。
挨拶すれば普通に隣人とコミュニケーションができるようになりますし、負の発言(金とか売り上げとか成績とか相手の否定を辞めるとか)が無くなれば、現職場の空気が異様に重たいのもかなり軽減されます
こういった基本的な所を抑えずにあれこれ弄り倒しても土台ができていない状態です。
土台のしっかりしていないものはそのうち限界が来た時に壮大に崩れます。
現職のyammerは隠れた潜在的なパワハラの大舞台になっていますし、後述する潜在意識的な問題で辞めることに至ったのだと思う訳です。

ん?+αの意味が分からない?
投稿したり見たりすると、時間とられるでしょ?
その閲覧・投稿時間で生産的な仕事をした場合、どれだけの利益があがると思いますか?
SNSは基本的に無駄なツール・生産性の低下に至る可能性が高いですが、その理由の本質を理解している方は結構少ないです。
まずはここから抑えましょう。

なんだかんだ言いながら最終的な価値と利益を上げるための無駄は排除せねばなりません。
挨拶が無駄になるか?いいえ、下手なSNSツールなんかよりは圧倒的に有効です。
だからこそ挨拶はすべきなのです。
だからこそ、挨拶という数秒・数円程度しかかからない行為をやらない理由がよく分かりません

さて、話題を戻して本題へ
潜在意識というものはどうやっても隠せないもので、ふとした油断でそれが簡単に出てしまいます。
例えば、
『粗利率が95%超えの業務契約を持ってきた部下に対して、契約の邪魔をする』
『電気主任技術者を電気主任技師とか言う』
『パワハラと気づかずにパワハラを連発する』
『部下の発言はとりあえず否定する』
『顧客に対して嘘を平気で並べる』
『知らないことを知っているかの如く話す』
こういったことが平気でできてしまうのは潜在意識の問題です。
潜在意識は、本人が変わる気がなければ変わりません
ですが残念なことに変わろうともしません。
なぜでしょうか?今現在、不満なくに生きて行けているのに、変わるのは個人の苦痛だからです。

でもそれ、この先長生きでいるかどうか?って事とは全く無関係なんですよね。

会社の経営者は自分を変えようとはしませんが、変われと周囲に強要します。
しかし、変われるのは変わる意思を持った自分だけであって、周りが変わるかどうかというのは本人の自由意思でしかありません。
残念なことに経営者たちは潜在的に行っているパワハラ行為を一般的には変えようとはしません。
要するに自己の責任を他に求めているのです。
実力のある方と意識高い系との違いは、こういった根本的な思想(自己愛と他に求めてしまう)に誤りがあります。

潜在意識は直すのにかなり時間がかかりますし、かなり大変です。
でも、直せないことではありません。
私はそれを実証しました。

決してやれないことではありません。自己の意思と正しい手順で進めればできないことではありません。
意識高い系止まりで良いのかどうか?しっかり見直してから前に進んでみませんか?

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年7月23日日曜日

仕事の重さはやってみないと分からないわけで…

おはようございました。

現職会社のwebセミナーは、私費・資材の上に成り立っておりまして、会社所有の撮影機材は一切ございません
買おうとすると物凄い反発されますし、誹謗中傷の嵐です。
ですので、かなり自由にデータが使い回しできる訳です。面白いですねぇ~。職場に撮影した元動画データは殆ど残っていません。編集作業は家でしていますから…。
あれれ?私物の持ち込みは禁止ですよ?じゃぁ、残っていたらおかしいですね?という訳です。

そんなこともあり、会社の仕事で必要な機材・工具であっても、私から上の方々は現場に出ない『末期症状の物転がし商社』であるため、
『予算無い』、『必要性感じない』、『そんなものを買うことは許さない』
でも、期日直前のどうしようもないタイミングになって『前準備はしろ』
という頭のおかしい組織なのでございます。
ですので、前日早退→ジョイフル本田瑞穂店、そして給料前の個人のカード払いの3連コンボで、毎月の負債がバンバン増えるわけです。
えぇ、買っていいなんて許可くれませんからね。(それでも年度を跨いだらずいぶんマシになりましたが…)

伊達に『人材投資ダメ』『技術開発投資ダメ』『物資の投資もダメ』『金のかかることは全部ダメ』『今迄マーケティングらしき事は何もできていないので、需要は無いし、顧客からの信用も低い』という資本主義を否定する会社ではございません。
経済の要素である資本 労働 技術 資源 需要』全てアウトだったので、先ずはできるところから始めようと動いたら、当然のように私費を強要され、自らの知財で市場を早期に立ち上げかけたところ(6月頃→翌年2月頃)で、顧客と契約できそうになったという時点でパワハラが超絶にキツくなり、完全に終了(転職→内定→引き継ぎ資料作り)へ移行し始めた訳です。
現在の撮影はこの引き継ぎ資料作りに特化しましたので、恐らく公開はありません。一部公開はあるかもしれませんが、個人的な範疇で抑えるつもりです。

さてそんな中、先日の昇給のかかった面談で、
『会社が技術投資をしたくないという事で、測定器メーカーに私個人の技術を供与して開発をして頂ける段取りまで漕ぎ着けました。無償開発なので条件として成果物の頒布は自由になるので、ご了承ください』
と伝えたら
『そんな重要度の高い個別の案件は了承できない』
とか、お決まりのように逃げ口上をしておられました。
いやいや、もう既に貴方が判断とかいう話じゃなく、既に手遅れですよ?と最後通告しただけです。
あんたらがヤレヤレ言う癖に予算削った上に圧力ガンガンにパワハラかけてきた結果だろうが!
次期社長まで1億円ぐらいしか出せないとか寝言ほざいておきながら、何をいまさら言ってんねん!技術の価値をなめんな!!!
会社が提示した程度のはした金じゃぁ、開発研究者もまともに雇えんわ!
と、言いたかったのですが、9月のボーナスで変な嫌がらせされたら困るので、黙っておきました
(ちょうど出て行くつもりだったので、査定結果が固まるまでは、揉め事や辞めるなんて言ってはいけない)

そんなイザコザがあったにも関わらず、撮影機材に追加の投資をしました。
撮影用スライダレール
オーバーハング撮影の機材が欲しいなぁ~と思い、どうせ会社では私の居なくなった後誰も使わないので、あとで文句を言われたら困る事から、私費投入にしました。


そんなわけで、購入→即分解→各部の微調整とグリスアップをおこない、無事自宅での撮影を終了しました。
こういう中国製の怪しいものを買うときは、大体組付けや潤滑が荒いので、事前に分解整備実施することをお勧めします。

で、さっそく使用したところ…。
便利だわコレ!(使い込んでないけど)
撮影スタッフも欲しいし、撮影用の照明、レフ板も欲しい。
でもこういった細々としている内容は、お願いしたところで『やった事無いから分からない=要らないで全て片付ける上』がいる限り、何もできないんですよねぇ~。

なんて言っても内線規程や電気設備技術基準、電波法、JIS関連の資料を買おうとしたら、
『そんなもの太陽光発電に関係ない!!』
って、上司にキレられてしまったので、法令関係の書面購入ですら私費なんですよねぇ~。
で、私の言ったことを今更オウム返しのように『凄いだろ!』的な雰囲気を醸し出しながら連呼しておられますが、最初は超絶に拒絶してましたからね。
そんな訳で、コミットしてもらったはずの給与額ももらえず、入社以降ずっと家計が赤字で貯金の底が見え始めたので、9月のボーナスが出たら退散する予定であります。
会社の事を知っている人は、ボーナスの査定が確定するまであまり騒ぎ立てないようによろしくお願いいたします。
(じゃあ書くなよ)

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2017年7月15日土曜日

Keysight World 2017 で遊んできた

おはようございました。
一見現職と関係ないはずの測定器屋さんkeysight社の実施するイベント『keysight world 2017』に行って参りました。

ちょっとグダグダ感の出始めているPCIe4.0とその先の話と、国の動向、業界動向の調査が主目的だったのですが…

蓄電池が当たってしまった…

本当にありがとうございます。うちはHP3562AHP3563Aの2台しか買ってませんが 、今後はできる限りご協力させて頂きます。
(実際、八王子には足を運ばせてもらいましたし、何故だか『あぁ、あの砂糖屋さんの熱い人ね?』と、名前を覚えてくれていました…感謝!今後ともよろしくお願いいたします。)

さて、感謝の意を述べたところで、気になった内容をいくつか述べてみます。

1.無線系の技術進展とは裏腹に、有線物の評価は混沌化しつつある
速度上昇に対して、技術水準やエンジニア、測定器の環境が追っついていないというやつです。
電源インピーダンスの話も10年近く前から大きく進んでいませんし、シミュレータで解析して原因が分かってきたので、ちょっとは基礎技術が上がったよ?という程度です。
1日目の話題の中で、該当するセッション『PCI Express®Gen4 and beyond』がありましたので、講演をされていた Rick Eads 氏に
『PCIe4.0以降のクロックのスキュー品質について、マージン管理が非常に重要な課題になっている。電源品質(PI)のターゲットを決めるために、クロック機能の性能評価を正しく行わなくてはならない状態にある。クロック源は電圧変動によって、幾らかのジッターが出てしまう性質がある。電源品質(PI)との相関関係を測定できる環境がないから何とかしてくれ。毎回環境作るのは結構疲れるんだ』
という話をしたら、適当な返事ではぐらかされました…(涙
無いとは言えないんでしょうね…きっと。
どっかのタイミングでもこの手の話題を熱く語ったのですが、さて、いつでしたっけ?相変わらず進歩がありません。
あと、日本人だからといって、英語が分からないなんて思わないでくださいね?
答えを言っているのか?はぐらかされているのか?何を言っているのかぐらいは大体分かっていますよ?
英語が赤点の輩でも、英語のデータシート漬けでこういったセミナーばかりに来ていれば、嫌でも技術英語は聞けるようになっています。
反面、日常会話が全くダメですが…


2.シミュレータ無しでは作れないかのような言い方が目に付く
MHzでも、低めのところは電卓で何とかできるんだから、電卓で片付けてから進めよ!と言いたいです。ツールに使われるだけに人間になりたいんですか?
会社的にはその方が儲かるのは分かるのですが、白雉箱をと同じで邪道じゃぁないですかねぇ?


3.トランスフォーム・ジャパン株式会社 小林 由布子 氏
GaNパワーデバイスの回路実装時の課題と解決法 が超実用的で面白かった
実際に設計するノウハウを公開しておられ、具体的な併用するICや設計基準の決め方など、物凄い深い内容を制限時間でサラッと流されておりました。
残念なのは自体が殆ど配布物無し・写真撮影無しなので、記録しきる前にスライドが流れてしまって、抑えるところが抑えられないという点でしょうか?後日配布物が配られることを期待します。
今後もこういった多少の技術自慢的(誉め言葉)な内容が織り込まれた内容が増えることを祈ります。


毎年、面白い講演内容がどこかにあるので、あたりが引けるとものすごい幸せになりますよね。
今回は紹介したセッションと、国がやっているセッションが主目的になっていますが、今秋以降は違った視点で参加できると面白いな…と思う今日この頃です。
それ以前に、東京に来るという事が大変困難な立ち位置になりそうな気がしますが…。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。



2017年7月2日日曜日

安物の扇風機の不調を直す

おはようございました。

うっかり会社の社名が変わり、公称10社目になりました。(正確には11社)
なんだよ…大台は大義名分のある仕事場で迎えたかったのに…。
まぁ、次で12という素晴らしい数字で迎えられるからいいや…(違
という事で、eightに登録している名刺が変わっています。
お気づきの方もおられると思いますが、この変わった名刺の有効期間があれれ?な事になっています。
そこで何かあるという事を示唆してる…のかも知れません。

さて、夏が近づいてきたため、我が家も扇風機を出しました。
そこで気づいたことなのですが、貧乏人が買う安物の扇風機だけあって、途中で止まることが屡々あります。
他人には『良いもの買え!』と言っておきながら、工具と測定器をひたすら買っている私には、生活家電など論外なのです。
ただ、食いものは可能な限り地元&国産を買ってますよ?

さて、話を戻して、確か5000円ぐらいのブラシレスDCの扇風機であったと記憶しています。
きっとセンサレス駆動をしていて、PSRRの低いICの電源が暴れて極の位置をまともに拾えないのが原因であろうと思い、さっそく手を入れてみることにしました。
まぁ、それなりの回路設計経験者なら、どこが問題点か?なんて、症状から大体推測できるんですよね。これが技術力の差でございます。


さて、おもむろにコントローラーを開けてみます。


表面実装の奴がブラシレスDCモータのコントローラで、DIPのICがドライバだろうと推測されます。
それにしてもバイパスコンデンサがやたらと遠いなぁ~
105℃品を使っているのは褒められるけど、この回路構成は無いわ~(汗
という事で、さっそくコンデンサを低ESL&長寿命品に入れ替えます。




一部は入らなくなるので裏面に実装しました。
長寿命の低ESL品は結構デカいです。
私のように無計画に弄らないのであれば、素直に一度開封して計画を立て、2度目で事を起こす事をお勧めします。
そして、例のごとくセラミックコンデンサでESLをさらに下げるという徹底っぷり。
これで暫くはまともに動いてくれるでしょう。

ついでにコンデンサがどれぐらいヘタっていたか?を調べてみると、電源の入力につながっていたコンデンサ以外は10%容量低下。
特に16V100 μFのIC用電源らしき奴が20%近く容量低下を起こしていました。
予想ドンピシャですね。ものの見事に当たりました。丁度寿命でので手を入れて正解だったという訳です。
大事な事なので、もう一度言っておきます。
それなりの回路設計経験者なら、どこが問題点か?なんて、症状から大体推測できるこれが技術力の差でございます。
最近技術に金を払わない輩が増えてきたので、アピールタイムでございます。

安かろう悪かろうの製品については、一部手を入れることでいくらか寿命を延ばすことが可能です。
海外では交換キットまで売られている程メジャーな業界になりつつあります。
誤って安かろう悪かろうを買ってしまったなら、すぐにゴミ箱行きにせずに、ちょっと手を入れてみることをお勧めします。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。