2015年9月13日日曜日

ATH-WS33Xを買ったので、周波数特性を測ってみた

おはようございました。

本日は野暮用で電気屋さんに行って参りました。
当初の目的は動画の撮影用機材の購入でしたが、うっかりヘッドホンコーナーへ行ってしまい
『最近の物は一体どんな物なんかなぁ~』
と、私は耳が相当悪いにも拘らず、¥4000以下で買える一番マシそうだったものを選んでみました。

物は オーディオテクニカ製 ATH-WS33X
一般的には入門機に位置付けされる代物です。

良い物はそれなりに高いしお財布事情が許さない。
これなら良いと思ったものはお財布事情で断念せざるを得ない有様です。
普段音楽なんて聞かない超平社員の人間にとって¥10000以上を出す事は困難…

しかしこの子は、下手な1万円クラスのものよりずいぶん聞きやすかったですし、¥4000でお釣りが来るんだったら玩具としては買いだよね…って事で、これに決定。
下手すると1日の手取り額より多い額面を、“玩具の購入”と割り切って軽く購入するあたり、人(いや、お金の奴隷という名のサラリーマン)として何か間違っているような気もしますが、ネタに生きる人間なんてそんなものです。




さて、測定した物はコンデンサマイクでは弩定番の WM-61A 50Hz~15kHzまでフラットに測れる代物です。
逆に言えば“その他の帯域はあてにするな!!”と言う代物。
それを考えた上で結果を見る事をお勧めします。

歪なゲインの暴れや位相の暴れもなく、可聴域の機械共振と思われる位相の暴れの箇所にもきちんとケア(対策)をされて、ゲインが暴れないように施されています。
逆にそれ以外のケアや、抜本対策をを省く事で原価低減をしているように受け取れます。
良い意味で金をかけ&手を抜いたという原価低減のあり方で、この手の代物にとってはお手本になるかもしれません。
最近の傾向かもしれませんが、空間を伝播する音に関しては1~2kHz付近の音がしっかり聞こえるようにする傾向があるのかもしれません。

確かにご老体の耳には音声がこのぐらいはっきりしている方がありがたいと感じました。
勝手な個人的意見ですが、このひとつ上ATH-WS55Xを買うならこっちの方がコストパフォーマンス的に○、少しがんばれる金があるなら素直にATH-WS77にしなさい。
この¥3000~¥10000クラスまでのヘッドホンの聞き具合としては
パイオニア<SONY≪オーディオテクニカ  でした。
オーディオテクニカばかり推していますが、私はあくまでも砂糖屋の中に居る一奴隷であって、オーディオテクニカの回し者ではありません

1万円で買え無い物は、余程こだわらない限り相手にする必要はありません。
高い代物は老人の耳ではあまり差が分かりません。長時間耳に当てて疲れない云々という程度です。外や普段生活する家の中では、雑音の方がはるかに大きい。
だったら素直に特性的に綺麗な専用の部屋を用意して、良いスピーカーを買った方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いと判断します。
※ これらは耳の悪い人間が勝手に言い放った個人的意見です。

今日は他のお仕事が溜まっているので、ここまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。


0 件のコメント:

コメントを投稿

ご意見や要望はこちらへどうぞ。